善光寺酒饅頭本舗つるや

おいしさの秘密

 ふっくら膨み、ほかほかと湯気をたてている酒饅頭。きめ細かな弾力のある皮には、ほのかな甘酸っぱさと舌にまつわる味わいが。その奥に顔をのぞかせる餡もころあいの甘さ……。
 酒饅頭は、極上の白麹・もち米・小麦粉を主な原料としますが、そこに、つるや・一子相伝の秘法---はるか江戸時代中期より決して絶やすことなく使い続けている酒種エキスを加えて、木の香すがしい仕込み樽で自然発酵させる、という創業以来変らぬ仕込み工程に、「あきのこないおいしさ」の秘密があります。
 ふんわりとしたこの生地の風味を伝えてきたものは、研ぎ澄まされた職人の勘。外気で発酵力が違うので、四季の変化はむろんのこと、その日その日の微妙な変化を敏感に感じとり、毎日のように仕込み方を変えます。この鍛え抜かれた鋭い感性こそが、代々「つるやの善光寺酒饅頭」の味を守り続けてきた秘訣です。
善光寺酒饅頭